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  著者 森本正昭

随想 『お伊勢まいりの記憶と新元号の時代』
小説 『おもしろ小説講座』

平成30年  勢陽文芸
随想 『お伊勢まいりの記憶と新元号の時代』では、
ずいぶん古い時代の伊勢神宮のことから先の戦争中のこと、さらに来るべき新元号の時代に及ぶ。
戦時中、戦勝祈念に行ったことや敗戦後にほとんどの人が神宮に来なくなった時期の参道のことも記憶に残っている。
これからも時代は大きく変貌していくだろうが、その中にあって伊勢神宮は「心のふるさと」として悠久の姿を留めて行くことが望まれる。

小説 『おもしろ小説講座』は投影法を応用したアイデアの孵化と文章化をテーマとしている。
アイホップというロボットが講座の指導者をしているところがおもしろい。アイデアに悩み、文章化に苦心している方は試してみることも一法である。

T.K氏より
御師の館に投宿した他郷の人々との交流のおかげで農業生産性の向上につながった。という記述に興味を持って読みました。